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[2008年06月24日] 侮日新聞 『社説:「WaiWai」廃止 断じて看過してはならない』


毎日新聞英語サイトのコーナー「WaiWai」が6月21日に全面的に廃止になった。
掲載していた毎日新聞社が、嫌がらせや妨害が起きることを懸念したためだ。

 黙過できない。言論、表現の自由が揺らぐ。そういう事態と受け止めなければ
ならない。

 今年初め、日本教職員組合の教研集会の全体会場、宿所だった東京のグランド
プリンスホテル新高輪が、一転して使用を断った。右翼の街宣や威圧行動で顧客や
周辺の住民、受験生らに迷惑がかかるというのが理由だった。裁判所は使用を
させるよう命じたが、ホテル側はこの司法決定にも従わないという空前の異常事態
になった。

 私たちはこれについて「今後前例として重くのしかかるおそれがある」と指摘した。
「WaiWai」廃止で「おそれ」は現実になったといわざるをえない。

「WaiWai」は数年前より、国内の週刊誌などの報道を引用し、日本の社会や
風俗の一端を紹介してきたもので、5月下旬よりネット右翼らが英文毎日編集部に
「WaiWaiの英訳記事は低俗過ぎる」との抗議電話を執拗に掛けたきたほか、
インターネット上の掲示板で匿名の批判も行われた。これを受け、一部インターネット
ニュースでもこの問題が取り上げられる事となった経緯がある。

 萎縮(いしゅく)の連鎖を断ち切るには、再度掲載を決めるか、別コーナーででも
公開の場を確保する必要がある。ことなかれを目的にした「回避」は日教組を拒絶した
ホテルの場合と同様に、わが意に沿わぬ言論や表現を封殺しようとしている勢力、
団体をつけ上がらせるだけであり、各地にドミノ式に同じ事例が続発することに
なろう。

 一方、警察当局にも言いたい。新聞社側が不安を抱く背景に、こうした問題で
果たして警察が守りきってくれるのかという不信感があるのも事実だ。
発表や集会を威圧と嫌がらせで妨害しようとする者たちに対して、きちんとした
取り締まりをしてきたか。その疑念をぬぐうことも不可欠だ。

また、馬鹿なネット右翼は、どういう神経で毎日新聞を批判するのだろう。
記事の内容をどう評価し、どう批判するのも自由だ。しかし匿名で批判するなど、
それ自体が無形の圧力になることは容易に想像がつくはずだ。
それが狙いだったのかと勘繰りたくもなるが、購読者である日本の人々はその言動が、
意図するとしないとにかかわらず、圧力となることを肝に銘じ、慎重さを忘れてはならない。

 逆に、今回のように「後難」を恐れて発表の場を封じてしまうような場合、
言論の府の議員たちこそが信条や立場を超えて横やりを排撃し、むしろ毎日新聞の
販売促進を図って当然ではないか。

 事態を放置し、沈黙したまま過ごしてはならない。将来「あの時以来」と
悔悟の言葉で想起される夏になってはならない。


侮日新聞 2008年6月24日 0時06分
(この『社説』はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません)



上は毎日新聞4月2日の『社説:「靖国」中止 断じて看過してはならない 』
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080402k0000m070158000c.html
に準じています(既にリンク切れ)。

この『社説』に問題はあるでしょうか?

私は問題があると考えます。
「WaiWai」の記事が妥当なものであったか「WaiWai」への批判が度を越えていたか、
一番論ずべき事項についての言及がありません。
問題のある記事を批判する事もまた言論・表現の自由の発露です。

映画の件では、皆が脳内補完をしていた為に別に気にならなかったかもしれませんが、
毎日新聞は「不正な方法で『圧力』を掛けた」事や「映画の内容に問題は無い」事を
何一つ指摘していませんでした。毎日新聞の社説の大半はアジテートなのです。


(ご参考)ちなみに毎日新聞の「WaiWai」には、以下の様な事項が書かれていたそうです。
# 「弁護士がメスの豚を獣姦し、のちにそれと同じメス豚が料理としてその後出てきた」
# 「パールハーバーと南京大虐殺の後継である政府省庁が、テディベアを持ってメイド服を
# 着たかわいらしい漫画の少女キャラクターに日本の防衛策を説明させるようになった。」
# 「ファーストフードを食べると神経の中枢のコントロールできなくなりセックス依存症になる」
(http://www.j-cast.com/2008/06/20022225.html)


私も毎日新聞社の当該コーナーは酷過ぎると考えます。
匿名のブログでもこんな事を書いているサイトを見た事がありません。
ただこれは毎日新聞の日本語のサイトも同じです。

> 6月19日 恋愛テク:すぐ寝る女は愛される?男の恋愛深層心理
http://mainichi.jp/life/love/news/20080619alb00m070001000c.html
> 6月9日 恋愛テク:初対面で男性のセックス傾向を見分ける秘訣
http://mainichi.jp/life/love/news/20080609alb00m070001000c.html

この様に、女性誌のいかがわしい(主観的に断定している)特集記事みたいなものありますし、
「まいまいクラブ」なるものもよく読むと酷いです。
特に読者のコメント欄の扱い(削除の方針)には疑問があります。

例えば、「君が代 不起立で処分される教師」
(https://my-mai.mainichi.co.jp/mymai/modules/weblog_eye103/details.php?blog_id=543#comment)
のコメント欄を見ると、(消されてしまったコメントの内容が不明なので
明解な批判は出来ませんが現在掲載されている内容から判断すると)
毎日新聞は一方(教師を擁護する方)の主張にのみ肩入れしている様に見えますし、
毎日かあさん(管理人)の#202の「愛読者の為」との削除理由が
「利害関係者に配慮している」と公言している様にも解釈できます。
トラックバックとは違い、コメントの削除は言論の抹殺を意味します。
社説で言論・表現の自由を主張し公器を謳う毎日新聞のコメント欄が
個人のブログと同であるはずがありません。
インターネットでは「紙面の制約」を根拠とした選別も理由になりません。


私は是非ともまいまいクラブで消されたコメントの内容について知りたく思います。
「『不適切』と判断したコメントを開示しろ!」との主張は難しいので、
削除前に1時間位は掲示する様にすべきなのではないでしょうか。
少なくとも「削除した」事すら隠蔽する「承認制」には問題が多い様に思います。

ネットでの「承認制」や(複数の新聞を読んでいない場合の)新聞「記事」だと
反対言論がありません。毎日新聞はネットの匿名を声高に非難しますが、
ネットには反対言論やセカンドオピニオンが存在します。
例え実名であっても一方的に主張をする事の方が問題ではないでしょうか。
この意味でネットでのコメント「承認制」には反対です。


> 日本国内で発行された雑誌の一部を引用したものとはいえ、
> Mainichi Daily Newsサイトに掲載したことは問題があった
(http://mdn.mainichi.jp/culture/waiwai/etc/owabi.html)
『引用』の責任は引用された方(引用元)ではなく引用した方(引用先)が負います。
「『引用』だから減免される」と考えている毎日新聞はプロとして失格です。
それとも「他のメディアも日本で公開しているのだから」との事でしょうか。
いずれにしても毎日新聞は、自らゴシップ紙と同レベルである事を認めた事になります。

メディアの問題として、記者の考えを述べただけでは記事にはならないのに対し、
数ある専門家の中から記者の代弁者たり得る『専門家』の発言を紹介するだけで
記事になってしまいます。でもこれは本質的に同じものです。
なぜなら間に一人置いただけで、記者の考えを書いた事に違いは無いのですから。
このため正当な記事では、その人がコメントするに相応しい理由を
記者自身が説明しなければなりません。

『引用』も同様です。「WaiWai」の記事の様に引用して紹介したなら、
それは毎日新聞として引用元の主張は正しく、
毎日新聞の読者に紹介するに値すると判断した

事を意味します。

これが理解されていれば、トンデモ科学や噂話を面白半分に紹介したり、
配信社のニュースを裏も取らずに掲載する事が無くなるのではないでしょうか。


毎日新聞は、問題の本質を理解していないと思います。
毎日新聞が反省すべきは、検証もせずに無責任な記事を載せた事ではないでしょうか。
毎日新聞には「引用だから責任は取らなくても良い」との認識が蔓延しているのでは
ありませんか。

もし毎日新聞が自信を持って「WaiWai」の記事を掲載したなら、
言論・表現の自由を守る為に反論しなければなりません。
事実であるなら「英語で発信」しようが「日本が誤解される」事にはなりません。
一部の事象を一般化した様に誤解されたと言う事なら記述を訂正すれば済みます。
「低俗」との批判には「低俗ではない」との反論をすべきです。

毎日新聞の「おわび」は一体何を詫びたのでしょうか。
「今後同様の批判を受けることがないよう確かな編集体制をつくろうと考え」では
「批判を受けないように」する事自体が目的となります。

> 今回の読者の皆さまのご意見を真摯に受け止め、
> 今後信頼される情報の編集、掲載に努めてまいります
(http://mdn.mainichi.jp/culture/waiwai/etc/owabi.html)
毎日新聞の考える「信頼される情報」とは何なのでしょう。
批判されない様に読者の顔色を伺うとしたら、そんな新聞を誰も信頼しません。

批判に対して黙ってしまう事(削除・廃止)は言論機関の死を意味します。
毎日新聞は一体何が問題だと考えているのか何も表明していません。
もし、この事を言語化出来ないのなら、毎日新聞は言論機関として既に死んでいます。

[2008年06月11日] 朝日新聞の本質:「わかっている」人、「わかっていない」人

名無しの権兵衛さんから、
当BLOGの『[2005年07月16日] 「新しい」教科書』にコメントを頂きましたが、
長くなったのでエントリを立てました。

> 中途半端な問題提起により、現実に国内外が混乱している
> ←とあるがわかっている人はきちんと理解しているし
> 朝日新聞は何が問題かも伝えている。一方的な考えとしか思えない。

私は朝日新聞を『評価』する人は「わかっている」人なのだと思います。
「わかっている」人と「わかっていない」人とでは、
「わかっている」人の方が頭が良いと考えがちです。
でも「わかっている」人は本当に「わかっている」のでしょうか。
名無しの権兵衛さんが拘っているのは、当該教科書の記述でも
教科書がふさわしいかどうかでもなく、朝日新聞についてです。

私は朝日新聞は「わかってないなぁ」と一段上から見下した書き方をしている様に
思います。このためリスクを負わずに他人を馬鹿にしたい人にとって朝日新聞は
バイブルになりますし、議論ではなくテクニックによって自分の主張を通そうとする
手法に反発を持つ人は朝日新聞を批判します。
朝日新聞には「何でこんな事が分からないのか。信じられない」とのメッセージが
織り込まれています。朝日新聞に同調しなければ「こんな事も理解出来ない馬鹿」と
言われる事になりますから、自分が馬鹿と思われたくない人は朝日新聞を批判など
出来ない様になっています。むしろ「自分は頭が良いのだ」と思いたい人は
「朝日新聞は素晴らしい!」と積極的に主張する事になります。

「批判精神」との言葉が言われます。
私は批判精神の本質は『批判』にあるのではなく、
既存の常識と言う先入観から離れて「自分なりの考えを持つ」事なのだと考えます。
「自分なり」である以上、全く同じと言う事はあり得ません。
そこから『批判』が生まれるのです。
議論の相手を批判する『テクニック』ではなく『精神』なのです。
朝日新聞の主張は『テクニック』に基づいたもので
そこには『論拠』も『精神』も存在していない様に思います。
名無しの権兵衛さんは朝日新聞の主張に全面的に賛同するのですか。
朝日新聞の主張には不足する点や誤りはありませんか。

名無しの権兵衛さんは何を「わかっている」のでしょう。
朝日新聞の主張が「わかった」としてそれに何の意味があるのでしょう。
暗に朝日新聞は「これがわからない奴は馬鹿だ!」と言っているのですから、
「わかった私は馬鹿ではない」と言わされているだけなのではありませんか。
朝日新聞が常に正しい事を言っている保証はありませんから、
「わかっている」名無しの権兵衛さんは朝日新聞の主張をどの様に評価されますか?
「わかった」事で満足していてはいけないのです。


では逆に、この様な場合はどうでしょうか。

> # 「朝日新聞社」の新聞について、本BLOGはエントリーで
> # 「選民思想に基づき、論拠も挙げず対象を無能者と決め付けて批判を退ける書き方
> # をしていて、新聞としてふさわしくない」と主張してきた。
> # だから朝日新聞は廃刊にすべきである。
> わかっている人はきちんと理解しているし、本BLOGは何が問題かも伝えている。

「わかっている人」以外は、例え私のBLOGを読んでも「わからない」人は
「新聞としてふさわしくない」かどうかの判断が出来ませんよね。
これでは議論になりません。
朝日新聞や名無しの権兵衛さんはこの様に主張されているのです。
「わからない人」は当然「批判を退ける様な書き方」とは何だ?と思うはずです。
本来なら「わかっている人」は「わからない人」に説明をすべきです。
でもそれをしない。それって「馬鹿に説明するだけ無駄だ!」って事なのでは
ありませんか。(「問題提起が不十分」とはこの様な意味です)

新聞社がすべきは「自社の主張に同調しない人を黙らせる」事ではなく、
「皆に主張を理解してもらう」事です。
皆がその主張に賛同しなかったのなら、それは朝日新聞の言葉に力が無いか
朝日新聞の主張に義が無いかです。決して大衆が馬鹿だからではありません。

他人を馬鹿にする人は、自分の無能を認められない人に過ぎないのです。

[2008年06月09日] 『直近の民意』の欺瞞

東京新聞 2008年6月8日 【私説・論説室から】野党になったらどうする
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2008060802000113.html
(確か朝日新聞もこの様な社説を書いていた様な。。。(**1))

「自民党の有力議員が中心になって衆参両院を一緒にして「国民議会」という
一院制創設のための議員連盟を発足させた。」と言う事だ。

> 今の二院制は時に時代の風潮に流されやすいわれわれには、
> 間違いをより少なくできる仕組みだ。
この主張の様に『直近の民意』のみで政策がころころ変わらない為に
現在は『二院制』と言う制度を採っている。
このため『直近の民意』なる言葉で衆議院の解散を求める民主党や
各新聞社の主張こそ憲法の精神(二院制)を貶めるものだ。

衆議院を優越とした現在の『二院制』と言う制度には民意の取り上げ方も規定している。
所謂『三分の二規定』こそが憲法で規定した「民意の取り上げ方」に他ならないのだ。
新聞社や民主党の主張する『直近の民意』なるものは言い掛かりでしかない。
憲法を尊重するなら新聞社は「民意を反映しろ!」ではなく
「民主党の政策の方が国民の為になる!」と主張しなければならない。
なぜこうしないのかと言えば、マスコミは政権闘争にしか興味が無いからだ。
彼らの目的は直近の民意を政策に反映する事などではなく、衆議院選挙にある。
直近の民意を反映させなければならないなら、一院制にするしかない。

>  それに一院制提案には与党ぼけもみえる。もし自民党が野党になったらどうする。
> 政治は時の政権の意のままに動き、自民党の政策・主張はほとんど無視される。
これこそ新聞社や民主党が主張する『直近の民意』を反映した政治ではないか。
自分の政党が有利になる様に政治制度を変更しようとするなど、独裁者のする事だ。
「正しい政治制度の為なら自分の不利益も厭わない」
これこそ天下国家を見据えた行動であろう。

>  どうも自民党は逆転国会にあたふたして、天下国家が見えなくなったようだ。
> ご都合主義の標本のような話である。
小林氏の中では「自分の(支持する)政党を権力につける」これこそが
「天下国家」的な視座なのだろう。頭が政権闘争に支配されているから、
自分の政党が困る様な制度を決める事を「天下国家が見えなくなった」と考えるのだ。
小林一博氏こそ「ご都合主義の標本」である。

***
私も小林氏同様『直近の民意』でころころ政治が変わる「国民議会」よりも、
現行の二院制の方が適切であると考える。
だとするなら政策変更は『直近の民意』ではなく国会の議論で行わなければならない。
野党である民主党が『直近の民意』を主張する事は止むを得ない事かもしれないが、
マスコミが『直近の民意』を基に解散を迫るのは
憲法の理念を無視した政治的中立性を欠いた主張であると言わざるを得ない。

言論機関なら「(国民の支持した)民主党の主張は素晴らしい」こう主張すべきだ。
『直近の民意』を論拠に解散を迫るのは間違えている。

===
**1(追記)朝日新聞の社説ありました。
>  「臨機応変、的確、迅速」のために、首相にぜひお願いしたいことがある。
> 早く衆院を解散し、最新の民意のもとで、ルールをつくることだ。
> それが一番の近道と思うのだが、議連の皆さん、どうだろう。
(2008年05月18日(日曜日)付 社説『一院制議連―参院が邪魔なんですね』)

[2008年06月03日] 不適切なコメント削除宣言!(仮)

極東ブログを言う有名なブログがコメント欄を承認制とする事を勧めています。
『もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。』
(http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2008/06/post_efdf.html)

私はこのエントリを『承認制』よりむしろ「コメント放置」の問題として読みました。
私はよほど酷いものではない限りコメントは削除しない方針でしたが、
このエントリを読んでコメントの放置は『罪』である様に思えて来ました。

実社会では、家の前にゴミを捨てられていたら放置しては置かないですよね。
ネットにおいても自分のブログのコメント欄はきれいにしておくべきなのです。
ネットの特徴として、発言が半永久的に『記録』され続ける事があります。
掃除をしなければ、永久にゴミが存在し続けてしまいます。

もしかするとネットでも「割れ窓理論」(**1)が成立しているのかもしれません。
炎上したサイトを放置しておくと、新参者が「ネットとはこの様なものだ」とか
「このサイトでは悪態を付く事が『礼儀』」と『学習』してしまうかもしれません。
私たちはネットにおける言論の多様性と秩序とのバランスを考える必要があります。

ここで私は『宣言』します。
「不適切なコメント削除宣言!(仮)」
(もっと格好いいキャッチフレーズとロゴマークを募集します。)

ネットにおいても自分の家の前は掃除しておくべきなのです。
ゴミをそのままにしておく事は、ゴミ屋敷同様ネットの迷惑ですから、
賛同するブログ主さんはこのロゴマーク?を掲げて、積極的に不適切なコメントを
削除する事を宣言するのです。(私には作れないので誰かお願い!)
そしてこれはコメントをブログ主の判断で削除する事を公言するものでもあります。


最後に、『承認制』についてですが、私は今のところ承認制を考えていません。
承認制の良い所は、不適切なコメントを隠蔽出来る事です。
でもこれは匿名で中傷する事と同様な問題が存在するのではないでしょうか。
なぜなら、どの様なコメントが消されたか書いた本人以外誰にも分からないからです。
何が不適切なのか、それは単にブログ主にとって不都合であっただけかもしれません。

私はブログ主も「黒木ルール」(**2)に従うべきだと考えます。
「不適切にコメントを消したブログ主は恥をかくべき」なのです。
(「どの様なコメントをしたか」と「どの様なコメントを削除したか」は等価と考えて)
少なくとも「削除する前に誰かが見ている」可能性が存在すれば、
「自分に不都合なコメントを消した!」との批判を意識する事になり、
コメントの削除の濫用を防ぐ事が出来るはずです。
また私がコメントを投稿する場合「送れたかな?」と心配になりますから、
きちんと送れた事を確認出来れば安心出来ます。
透明性と言う意味において、一度は表示した方が良いでしょう。

格好いいロゴマーク、誰か作ってくれないかな。。。


===
(**1)「割れ窓理論」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B2%E3%82%8C%E7%AA%93%E7%90%86%E8%AB%96
(**2)「黒木ルール」 http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/Anonymous.html

[2008年05月12日] イカロス・メディア=毎日新聞

私は滅多に全文引用は行わないのだが、


発信箱:ナルシシズム・メディア=落合博(運動部)

 1789年7月14日、ルイ16世は日記に「何もなし」と書き込んだという。バスチ
ーユ監獄が襲撃されたこの日はフランス革命が(勃発ぼっぱつ)した日として世界史年表
に載っている。世間の諸事に無関心だったか、情報から隔離された「裸の王様」だったか


 長野市内で北京五輪の聖火リレーがあった先月26日、走者を務めた競泳選手の公式サ
イトには何の書き込みもなかった。リレー後の取材に、この選手は「この問題について答
えるつもりはない。僕らの舞台は、ここで発言することでなく、競技を見せること」など
と話したという。

 問題とはチベット問題を指す。彼の所属先でもある、聖火リレーのスポンサーは直前、
宣伝車での参加を取りやめた。彼の言葉には配慮がにじんでいて、裸の王様ではなかった
ことは確かなようだ。

 北京五輪では、選手や役員によるブログ(インターネット上の日記風サイト)活動が解
禁される。私小説的とも言えるブログについて、雑誌「ナンバー」初代編集長でジャーナ
リストの岡崎満義さんは「ナルシシズム・メディア」と呼ぶ。心の内を直接ファンに伝え
られるのが人気の一因らしいが、自己愛の吐露に陥りかねない。顔を出して公の場所で語
ることが自分だけでなく、スポーツの社会的な地位を高めることにもなることに気づいて
ほしい。

 五輪期間中、選手発の「ナマの情報」があふれるだろう。私たちは、選手本人にとって
都合の悪いことについても、気後れせずに尋ね、発信していくことでメディアとしての存
在意義、社会的な位置を確保していきたい。

毎日新聞 2008年5月10日 0時16分
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20080510k0000m070178000c.html



何と思い上がった主張だろうか。

「(運動部)」とあるから落合博氏はスポーツ関係の記者なのではないだろうか。
(それとも毎日新聞の『運動部』に所属する同じスポーツ選手としての見解なのか。)

取材対象であるはずの競泳選手に対して「裸の王様(ではなさそうだ)」とは何事か。
まさか競泳と言う競技を揶揄したものではあるまいが、
スポーツ選手が「この問題について答えるつもりはない。
僕らの舞台は、ここで発言することでなく、競技を見せること」
と答える事に何の問題があろうか。
見解を求められる文化人とは異なり、スポーツ選手は競技結果が要求される。
例えチベット問題に無関心であったとしても非難される謂れは無い。

> 彼の言葉には配慮がにじんでいて、裸の王様ではなかったことは確かなようだ。
これでは「配慮がにじんで」いなければ「裸の王様」だと言っている様なものだ。
単に落合博氏が「スポーツ選手はチベット問題に関心を持つべきだ!」と
思い込んでいるだけではないのか。

> (ブログは)自己愛の吐露に陥りかねない。
「自己愛の吐露」との言葉が良い意味で使われているとは考えにくい上、
「陥りかねない」からと言って「陥る」とは限らないのだ。落合博氏は
何で、まだしてもいない取材対象の行為を馬鹿にしようとするのか。

> 顔を出して公の場所で語ることが自分だけでなく、
> スポーツの社会的な地位を高めることにもなることに気づいてほしい。
「顔を出して公の場所で語ること」が「社会的な地位を高めることにもなる」との
説明が全くされていない。落合博氏はブログを「ナルシシズム・メディア」
「自己愛の吐露」と非難したに過ぎないのである。

スポーツ選手の地位は、自らの研鑽とそのパフォーマンス(結果)で決まるのであり
「顔を出して公の場所で語ること」が「社会的な地位」に影響などしない。
確かに「顔を出して公の場所で語ること」によって『有名』にはなれる。
でもそれは「社会的な地位」とは無関係だ。
同様にメディアの人達は誤解しているのだ。確かにマスメディアは社会に対して
影響力を持つ。でもそれはマスメディア(もしくは記者)が優れている事とは関係無い。


> 私たちは、選手本人にとって都合の悪いことについても、気後れせずに尋ね、
> 発信していくことでメディアとしての存在意義、社会的な位置を確保していきたい。
「北京五輪では、(中略)ブログ活動が解禁される」とあるから
おそらくこの競泳選手はオリンピックの選手であろう。
オリンピックにイデオロギーを持ち込む事も議論の余地があるし、
主張の内容によって判定が厳しくならないとも限らない。
オリンピック選手が積極的に政治的な表明をするメリットは存在しないのではないか。
選手が見解の表明を望んでいると言う事なら別だが、
部外者が彼らに見解の表明を強要する事にはむしろ慎重であるべきだろう。

スポーツ選手としての表現は、この競泳選手の言う様に
「競技を見せること」に尽きるのではないだろうか。
政治家や企業の経営者の様な人物であれば別だが、
果たしてスポーツ選手に「都合の悪いこと」を答える義務が存在するだろうか。
『私たち(毎日新聞)』の、この様な行為が「メディアとしての存在意義」
とするなら、毎日新聞の存在自体が害悪と言える。

落合博氏の主張は、高慢で身勝手だ。
この様な主張を載せる毎日新聞の見識を疑う。

Appendix

プロフィール&お知らせ

Author:minorYou
匿名でーす。

皆が言っている事は特に書きません。
改行が変ですが『縦書き』はありません。

『よいこ』向けではない勧誘コメントや
TBは削除します。ごめんなさい。
(『不適切なコメント削除宣言!(仮)』遂行中)

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通常なら直ちに掲載されます。

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05/02 教育(教師)を批判するエントリが排除されました
04/05 6ヶ国協議に関するエントリが排除されました
2008/03/29 民主党を批判したエントリのほとんどがgoogleから排除されたようです。
12/10 朝日新聞についてのエントリが排除されました。
12/8 歴史認識についてのエントリが排除されました。
9/16 イラク関連のエントリが排除されました。
8/16 戦争についてのエントリが排除されました。
8/9 歴史認識についてのエントリが排除されました。
7/20 犯罪被害者の匿名化についての記事が排除されました。
7/13 人権養護法案についての記事が排除されました。
7/09 野党(特に民主党)の批判をした記事の多くが排除されました。
6/30 テレビ朝日(田原総一朗、古館伊知郎、コメンテイター等)を批判した記事の多くが排除されました。
6/23 毎日新聞を批判したエントリーが軒並み排除されました。

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