私はイラクの状態を良く知らないのだが、すべき事がなされていない気がする。
私は、武力による治安維持の必要性を否定しないが、
他にもすべき事があるとも思っている。
それは、イラク国民に民主主義を教える事だ。
アメリカは、イラク国民にこれからどうするつもりなのか
説明しているのだろうか。
選挙が何月で、政府の発足は何月などと言っても、
イラク国民は理解できないだろう。
これは知能レベルの問題ではなく、
イラク国民に民主主義の充分な経験がないためだ。
アメリカはこれからどうするつもりなのか、
アメリカがやろうとしている『民主主義』とはどういうものか
選挙にどのような意味があるのか説明しなければならない。
(以下、アメリカの論理で書きます。気を悪くされませんよう)
「われわれは、イラクが日本のようになって欲しいと思っています。
60年ほど前、われわれは軍国主義国家であった日本を
あなたがたのように占領しました。
しかし今では、日本は民主主義の国となって、
世界に知られる程の大国にもなり、
なにより私たちの友人です。
我々は、あなたがたとも仲良くなりたいのです。
一方、武装勢力は民族自決を唱えて、武力で我々を国内から
追い出そうとしています。でも、みなさんもお気付きのとおり、
武装勢力は自分達がイラクを支配したいと言う野心から
そう言っているだけなのです。
その証拠に、武装勢力は同じイラク国民さえも殺し、
イラク人全体として結束出来ていないではありませんか。
私たちはイラクにも日本のような『民主主義』の国になって
ほしいと願っています。
『民主主義』とは、国民の為の国を維持するしくみです。
どういうことかと言うと、独裁者ではなく国民ひとりひとりが
このイラクという国をどうするか決めるのです。
わたしたちは、このしくみが現状では一番良いと思っています。
今までは、武力に優っているものが独裁者として統治してきたのですが、
これから私たちがやろうとしている『民主主義』では、
全国民(の代表)が*話し合う*ことによって国の在り方を決めるのです。
しかも、もしこのしくみがあなた方の気に入らなければ、
あなたがたイラク国民がこのしくみを使って、
しくみ自体をも変えることさえ出来るのです。
選挙というのは、民主主義においてイラクと言う国をどうしたいのか
あなたがたの考えを表明する、もっとも強力な手段です。
どうか、みなさんの意志を選挙で表明してください。
選挙の結果は、国際社会も注目しています。
当然我々もこの結果に反することは出来ません。
どうか、選挙が公正にかつ安全に行われるように、
皆さんも協力してください。
これからこの国は、国民のための国家として
生まれ変わるのです。」
---
一方、米軍に占領された経験を持つ日本も、
イラク国民の気持を踏まえた上で、説明する必要があるだろう。
「我が国も、以前戦争を行い、負けました。
イラクと異なり、自業自得かもしれませんが、
米軍に占領されると言う屈辱を受けました。
米軍に占領されて良かったとは決して言えませんが、
現在では経済的な発展を遂げましたし、
民主主義は軍国主義よりもましであると日本国民が
思っているのも確かです。
我が国が、いま現在も民主主義を取っているのは、
我々が望んだものではなく、
半ば押し付けられたものではありますが、
未だにこの制度以上の方法を見出せていないからです。
イラクの国民も、不本意ではありましょうが、
この制度を試してみてください。
私たちは、それがイラク国民の為になると思っています。」
これを自衛隊員が言うのが適当なのか、政治家がすべきなのかは
分からないが、少なくとも給水活動をするより、遥かに有用だ。
必要な事であるし、武力によらないで
状態を安定させられる可能性もある。やってみるべきではないか。
---
実は、政治の制度以上の問題が存在する。それは所有権の問題だ。
特に、金の成る木である石油に絡むものは、複雑なものとなろう。
これをどうすべきかを決めない限り、根本的な解決は出来ない。
アメリカが勝手に決めると、國際世論の非難を受けるだろうが、
民主主義が定着していない状態で、イラク国民に判断させるのも
慎重でなければならない。
武装勢力を「市民レジスタンス」と定義付けている人もいるが、
そうであるなら武装勢力は連帯しているはずだ。
「市民」の意志が1つになっているなら、無理に統治する必要は
無いので、撤退しても問題無いだろう。
しかし、『共通の敵』が存在する現在でさえ、連帯できていないのだ。
こう考えると、自爆テロなどしている実際に活動しているメンバーの
思いはともかく、武装勢力のリーダーには、民族のためと言う以上の
個人的な思惑があるとしか考えられない。
そのため、ここで撤退してしまうと内乱状態に陥る事は必至だ。
そしておそらく、最終的には資金力のある外国のテログループの
援助を受けた勢力が、イラクを統治することになるだろう。
***
この戦術は、武装勢力のリーダーには効かないが、
実際に活動しているメンバーの行動を抑制することは多少なりとも
出来るだろうし、市民の協力も得られるかもしれない。
不本意ではあるのだが、個人的には
民主主義を*武力で*押し付けると言うことも
止むを得ないのではないかと考える。
(もっと良いアイデアがありましたら、教えて下さい)
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イヤーそれにしてもだいぶサボってしまいました。また始めるゾ!っと11月18日土曜日、偶然手に入ったチケットで、日本武道館で開催された自衛隊音楽祭りに三男を連れて行ってきました。結論から言うと、私にとってはとっても良かったです。わずか数年間ですが、自衛隊の
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